フケは抜け毛や脱毛のサイン



皮膚には、自ら生まれ変わる、ターンオーバーという機能が備わっています。
古い角質細胞が頭皮から剥がれ落ちるとフケになります。
フケが異常に多いのはフケ症と呼ばれ、これが育毛の大敵となります。


フケには「乾性のフケ」と「脂性のフケ」があります。

乾性のフケは、乾燥肌の人に多く、頭皮の乾燥が原因で起こります。
乾燥した頭皮が剥がれ落ちると、頭皮に痒みを感じることがあります。

頭皮を覆っている皮脂は、肌の水分の蒸発を防ぎますが、シャンプーのしすぎで皮脂が取り除かれてしまうと、乾燥の原因になります。
パーマやカラーリングが頭皮の荒れにつながることもあります。
乾燥したフケを伴う脱毛症を、批糠性(ひこうせい)脱毛症と呼びます。


逆に脂性のフケは、頭皮に皮脂が大量に発生し、それを食べるマラセチア菌が大量活動することから起こります。
脂性のフケは毛穴に残って、発毛を阻害しがちです。

マラセチア菌が繁殖すると、炎症を起こして脂漏性(しろうせい)脱毛症に発展し、それが脱毛を引き起こします。
この原因になるのは、栄養のアンバランス、炭水化物、糖分や動物性脂肪の摂り過ぎ、誤ったシャンプー選びなどです。


フケ自体ではなく、フケを起こしている原因が、育毛に悪影響を与えている場合もあります。
頭皮環境が劣化するとヘアサイクルが乱れて、抜け毛の原因になったり、髪の毛が細く弱々しくなったりします。

髪を太く健康に保つためには、食習慣や生活習慣を整えて、適切なシャンプーを使い、頭皮環境を整えることが必要です。
シャンプーはフケと密接にかかわっています。
皮脂を取り過ぎず、乾燥を防ぐものを選びましょう。
市販の高級アルコール系シャンプーは避け、アミノ酸系シャンプーを選ぶとよいでしょう。


また、脂性のフケには、マラセチアの増殖を抑えるミコナゾール硝酸塩や、真菌の増殖を抑える効果のあるケトコナゾール(ニゾラール)などを配合したシャンプーが効果的です。






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